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武具雑感 第30話 上杉潤輝御手選十腰 


 早いもので、今回の記事がちょうど100件目となります。
 そこで記念的な記事にしようと考えましたが、ちょうど武具雑感も30話で切りが
いいので、100件目の記事は武具雑感でいこうかと。

 どういうネタにしようかと考えて、『あこがれの高額装備集』とか考えてました
が、今一かなと頭を悩ませていました。
 そんな時、ふと思いついたのが、今年の大河ドラマ『天知人』の主役「直江 兼続」
の主「上杉 景勝」が刀の目利きだったこと。
 僕のLK「上杉 潤輝」の上杉は、「上杉 謙信」から続く上杉家から頂いた名前
なので、無縁ではありません。

 上杉 景勝は、愛蔵品から選択した『上杉景勝御手選三十五腰』という刀の目録を
作成してまして、この中には国宝や重要文化財に指定される刀も入っており、見る目
も確かだったようです。

 そこで今回は上杉 景勝にあやかって、装備一覧から、十腰の両手剣を選び
『上杉潤輝御手選十腰』として紹介したいと思います。

 どの武器も愛着ある両手剣で、十腰に絞ることも、順位を付けるのも心苦しい
ですが、便宜上付ける事にいたします。
 なお今回は考察よりも、懐古中心とし、細かい説明は省かせてもらいますので、
ご了承下さい。

★十腰目 +4ダブルタイタンドラゴンスレイヤー
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 九、十腰目は正直迷った所です。結局レベル別に一腰は登場するようにしたので、
このように決めました。

 最近はレベル4汎用武器が多いですが、昔のレベル4武器はレベル3以下には
ない強烈な特殊効果を持つ武器という印象が強いです。
 そんなレベル4武器の代表として、対竜最強のドラゴンスレイヤーを選びました。

 このドラゴンスレイヤーは、メジャーな剣でほとんどのゲームに登場しますが、
名前負けする性能である事が多い気がします。
 そんな中、ラグナロクでのドラゴンスレイヤーは、強敵の多い竜族の防御無視と
いう強力な効果を持ち、メイン武器ではなくてもキラリと光る武器です。

 ドラゴンスレイヤー自体は、デリーターが地上に現れてから、使い始めていて
馴染みのある両手剣でした。
 そのタダでさえ強力な武器が、スロットが2つ増え、セット効果を持つ防具が
現れて、更に強力になるとは思っていませんでしたが。

 強力な分、かなりの高値で、しかも供給が少ない事も手伝い、なかなか手に
入らなかったのですが、遂に手に入れたのが今年1月下旬。
 石盾、金オシCと順調にレアが出たのですが、1ヶ月後の配置変更でソロでの
狩りが困難となり、隠居状態となりました。

 アビスペアをする予定もない為、再び振るわれる可能性は低いですが、
短期間でレアを量産してくれた事、僅か1ヶ月で価値が激減した流転ぶりは、
ドラマチックで印象に残る一腰です。


★九腰目 +9トリプルエイシェントバスタードソード
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 初めて紹介するレベル2両手剣なので、少し詳しい画像を用意しました。
差してあるカードはHit+20のマミーカードで、このカードを差す場合は
威力ある武器よりもスロット数が重要視されます。
 これより多く差そうとするとS4カタナとなりますが、威力が違いますし、
そこまでHitが居る敵が少ないので、マミ剣としては3枚差せて、攻撃力も
それなりのバスタードソードが有力と思われます。

 ただ僕が使っていたのは、騎士団にジョーカーが居た時代だけでした。
 今でもジョーカーに対して有効な武器ではありますが、騎士団から撤退
されると、時計地下4階にしかジョーカーはおらず、LKになった後には、通う
ことは無かったからです。

 しかし、この剣を処分する気にはなれませんでした。当時としてはかなり
高額で、止めておいたらという声を振り切って購入した経歴があるからです。

 何故導入したか?それは、いつかGH古城2Fでペアをしてみたいという望み
があったからです。当時は騎士と支援さんとのペアで最高峰という認識でした。
 ここに居る「彷徨う者」に対抗する為には、騎士団で使う様な対大型両手剣では、
当てる事が出来ず、ペアの場合には必須の一腰なのです。

 今となっては、GH古城2Fにこだわる事も微妙ですが、あの時描いたロマンを
捨てる事が出来ず、お蔵入りした今となっても、いつか振るう事があればと
思っています。


★八腰目 +4ダブルギガンティックブラッディイート
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 ブラッディイートが登場するという情報を仕入れて、まず思ったのは、何時も
通っているGD3に最適な武器ではないか?という事でした。
 そのため、初めの御祝儀価格はパスしたものの、まだ高いうちから使い始めて、
いち早く戦果を挙げていきました。

 あとでGD3で血喰を振るう騎士が増加し始めましたが、パイオニアはこちらだ
という気概があり、昔から続けていたウオーミングアップに30分、ミミック差し
アクセなどを装備して狩るというスタイルは崩す事はありませんでした。

 しかし、そんな日々は配置変更で終わりを告げました。
 騎士時代から火クレを使って狩っていた狩り場で、簡単には諦められず足掻いて
みましたが、どうにもなりませんでした。

 その結果、GD3の小型MOBをメインターゲットにしていた、この一腰の出番は
終わったのです。
 もう振るう事はおそらく無いのでしょうが、当時の高値で買った金額以上を
稼ぎ出してくれた戦友です。このまま倉庫で静かな余生を送って欲しい物です。


★七腰目 +6ダブルボーンドブラッディイート
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 ブラッディイートが連続で登場しましたが、こちらは現役装備です。この一腰が
狙うのは、ズバリ中型不死種族になります。

 それも並の不死種族では役不足で、狙いは名無しのゾンビスローター、ラキッド
ゾンビ。具体的には、名無し2階のソロをするために作られた両手剣です。
 未だに対不死20%攻撃力upカードやスロット付き火属性、聖属性両手剣が存在
しない以上、アンデッドバスターの称号は、この一腰にこそ相応しいと言えます。

 最近名無しに行ってないので、倉庫で眠っている状態ですが、名無し1でのペア
などにも使えるので、いつか振るう事もあろうかと思います。


★六腰目 +8ファイアクレイモア
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 一昔前、前衛職なら属性付最強武器は4属性を揃えずとも、何種類かは揃えるべき
というのが常識でした。
 付与が一般的でない時代、属性武器で得意属性を狩る事が効率を高める早道だった
のです。

 そんな属性武器の頂点にあったのが、レベル3武器であるクレイモアでした。
 武器レベルの高さ、コストの安さ、攻撃力の高さ、いずれを取っても主力兵器に
相応しい性能です。

 そんな期待を担って、導入された一腰が+8ファイアクレイモアでした。
 火属性は序盤に多く出会う地属性に強く、更に不死種族に対しても有利という
属性武器の中でも、汎用性の高い属性でした。
 後半戦では、もっぱらGD3で振るう事が多かったですが、期待には十分答えて
くれました。

 しかし時代が流れ、付与がコンバーターで手軽になり、属性武器にもS付武器が
登場するに至り、BSさんが作る属性武器の価値が低下していきました。
 GD3での狩りは、血喰に取って代わられ、+8ファイアクレイモアは活躍の
場を失いました。

 しかし、まだ属性武器に働き場が残されています。
 例えば、二種類の属性MOBが存在し、常に持ち替えを要求されるモスコビアでは
未だ属性武器が有利です。
 さらにコンバーターは常用し続けるには未だコストが高く、ふらりと狩り場を
放浪する時には、お手軽な属性武器のお供が似合います。

 +8ファイアクレイモアは今でこそ眠ってますが、いつかふらりと供をする日を
待っているのでしょう。


★五腰目 +10ダブルタイタンダブルハロルドカタナ
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 レベル1武器でありながら、スロットが4つあるカタナは、特化武器を作るのに
最適なのですが、S4パイクと比べ特化武器を作られる比率は低いように思います。
 両手AGI騎士の場合、あまり1つの狩り場にこだわる事がなく、どちらかと
言えば、汎用武器が好まれるのが理由だと思います。

 この武器を作ったのは、ひとえに騎士団という狩り場に取り付かれた為としか
言えません。
 こちらで紹介した通り、対深淵戦で苦心し、両手剣まで捨てようとしたのです
から、対深淵以外にもレイドリックに特化している、このカタナを作る事は必然
だったのでしょう。

 使用感はなかなか良く、レイドアーチャーに対してもいいダメージが出て、弱点は
カーリッツバーグに対して時間が掛かる一点のみでした。ただ騎士団2にカリツ
増量が来たりして、活躍の場は騎士団1に限定されましたが。

 最近のレベル4武器の充実により、その役目を終えましたが、騎士団攻略に大きな
力添えをした一腰である事は、疑いありません。





★四腰目 +7ダブルタイタンクルーエルソード
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 レベル4両手剣の新しい時代を開いた、記念すべき一腰です。

 今までのレベル4両手剣は、いろいろな特殊能力を持っている代わりに、入手
難易度が高く、それが価格に反映して高精錬を臨めず、結果として高精錬の
レベル3両手剣に及ばない状態が続いて来ました。

 しかし、このクルーエルソードから流れが変わって来ました。ソードガーディアン
から大量生産されて単価が安くなり、高精錬が行われるようになったのです。
 レベル4武器の過剰効果は凄まじく、ミノC差しで対騎士団に投入しましたが、
手頃に手に入った+7でもかなりの威力を発揮しました。

 このことによって、レベル1〜3の両手剣は主力から追われ、レベル4両手剣の
時代となったのです。
 現在では、更に高性能のレベル4両手剣が流通し、その役目を終えつつあります
が、レベル4武器としては、無属性で特殊効果も癖がないため、高精錬の物は未だ
現役と言って良いでしょう。

 レベル4両手剣、最初の一腰にお勧めしたい逸品です。


★三腰目 +9ダブルタイタンブロードソード
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 レベル4両手剣に押される中、つい最近まで主力武器であり続けたレベル3両手剣
です。
 特徴の無いレベル3両手剣の中にあって、DEF+5、武器破壊耐性という個性を
持つブロードソードは、ツーハンドソードより攻撃力が低いというハンデを個性で
圧倒した希有な両手剣と言えるでしょう。

 この一腰を購入した当時は、過剰レベル4武器が量産されてない時代で、かなりの
高額でした。しかし攻撃力の低さを補う+9の高精錬は魅力的で、ずっと騎士団での
主力武器の地位を譲る事はありませんでした。
 クルーエルソード、ブラッディイートが登場した後でも、ソロでまず30分様子見
する相棒として、DEFが高いブロソを選んでいました。
 防御専用なら、レベル4のカッツバルゲルがありますが、カードを2枚刺せる
ブロソは攻守バランスの取れた対騎士団に相応しい逸品だったのです。

 圧倒的な威力のレベル4両手剣が来てからは、主力では無くなりましたが、もう
1つの個性である武器破壊耐性は、血騎士を相手にするのに必須であり、未だに携帯
する一腰です。


★二腰目 +7ダブルタイタンブラッディイート
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 ブラッディイート3回目の登場です。前回の二腰は必要性に迫られて、ある程度の
出費を覚悟して作ったのに対し、この一腰は量産効果で+7血喰が安くなった事で
作成に踏み切ったという、何とも微妙な理由で誕生しました。

 ソロでの使い道は、SD4、5で水属性付与をしての狩りなどになります。
 ただアヌビスが来てからのSD4、5は、あまり通ってないので、このままでは私的
微妙武器に認定されてしまいます。

 しかし、この一腰の真の使い道は騎士団ペアにありました。塩さえ貰えれば、
攻撃力200に+7の高精錬は無双するのに十分でした。
 現在でも十分の攻撃力で、臨時に気後れする事が無くなったのは、大きな効果
だったと思います。

 SD5では、MOBがあまり固くないため、HP回復の特殊効果が生きる展開が多く、
未だメイン武器である事を考えると、かなりコストパフォーマンスがいい一腰と
言えるでしょう。


★一腰目 +4ダブルタイタンバイオレットフィアー
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 十腰を選ぶのには苦労しましたが、一腰を選べと言われたら、迷う事無くこの
バイオレットフィアーを選びます。
 最強の攻撃力と高確率の防御無視を生かしたBBは、今までの両手剣では考え
られなかった破壊力をもたらしました。

 ただしオートスペルが邪魔になるという弱点が確かに存在します。それを嫌って
別の武器を使う手も考えられますが、最強の攻撃力と高確率の防御無視を諦める
のは、勿体ないです。

 僕はこの一腰に惚れてしまったので、ナム地獄になろうともひたすら使い続け
ました。騎士団との付き合いは長いですが、MHが楽しみになるような両手剣とは
初めて出会いました。この出会いを無にしたくはなかったのです。

 おかげさまで、ようやくVフィアーを手の内に入れたように思います。これから
はオーラまで狩り続け、深淵Cを目指すのみです。


 かなり長くなってしまいましたが、『上杉潤輝御手選十腰』をお送りしました。
 この選択にはいろいろ異論があると思いますが、1つの意見として聞いて
貰えれば幸いです。

 最後になりましたが、これからも騎士商売は続けて行きますので、よろしく
お願いします。
by kisisyoubai | 2009-09-15 01:34 | 武具雑感
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